なぜ、逆流性食道炎にストレッチが有効なのか?

逆流性食道炎は胃の病気なのはご存じかと思います。

 

当然、基本的な治療は薬になりますが、「ストレッチや筋力トレーニングが良い」なんて話を聞いたことがあるかもしれません。

 

しかし、実際はストレッチや筋力トレーニングで逆流性食道炎が治ることはないです。

 

ストレッチと筋力トレーニングで胃の病気が治ったら病院なんていらないですからね。

 

では、なぜ逆流性食道炎にストレッチや筋力トレーニングが良いと言われているのでしょうか?

 

ストレッチや筋トレについてお伝えする前にまずは逆流性食道炎についてもう一度おさらいしておきましょう。

 

逆流性食道炎の症状

 

逆流性食道炎の症状はTVCMでも放送されていますし、自分にも症状があるのでわかると思いますが一度確認の為お伝えしますね。

 

・むねやけ
・呑酸(酸っぱいものが上がってくる)
・お腹の膨満感(お腹の張り)
・胸の痛み
・喉の痛み

 

などが主な症状です。

 

要するに胃の入り口(口側)がゆるくなって、そこから胃酸が洩れて食道に流れることによって、酸の影響で食道が炎症してしまう事で症状が出ています。

 

生活習慣の改善や薬などによって症状を抑えることは出来るのですが、胃の入り口が緩いのは手術をしないと改善することはないそうです。

 

詳しいことはコチラの小難しい学会の資料に書かれています。
逆流性食道炎について

 

結局、逆流性食道炎は

 

「胃の入り口から逆流してくる胃酸によって食道に炎症が起きる」

 

ですから、つまり

 

「胃酸が食道に逆流しないようにしないと治ることはない」

 

という事になるわけですよね。

 

なので、完治させるとうことは手術をするしかないという事になります。

 

ただ、手術をしなくても胃酸が逆流しなければ逆流性食道炎の症状は起きなくなるわけです。

 

では、逆流しないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?

 

逆流性食道炎と姿勢について

 

胃酸が食道に逆流するというのはどういう時でしょうか?

 

私も病院の先生から言われているので、病院に行かれているあなたはおそらくわかると思います。

 

答えは「仰向けで寝る」という事ですよね。

 

これは

 

「中身が入っているペットボトルのフタを空けて横に倒して置いておく」

 

というイメージを持てばわかるのではないでしょうか。

 

当然中身はこぼれますよね?

 

胃がベットボトルの中身の部分で、食道がベットボトルの飲み口の当たりというイメージです。

 

ですから、逆流性食道炎の方は背中を少し上げるように寝た方が良いと言われているわけです。

 

つまり、胃酸が逆流するような姿勢を取らなければ、症状は出にくくなる、もしくは出なくなるという事です。

 

ここまでわかれば、ストレッチや筋トレが効果が出るという理由が理解できるようになります。

 

ストレッチや筋トレが良い理由は?

 

実は胃酸が食道に逆流するのは、何も寝ている時だけではありません。

 

満タンに入ったペットボトルのフタを空けて、持つところをギュッと握ったら中身はどうなると思いますか?

 

考える間もなくこぼれるという事がわかりますよね?

 

つまり、お腹いっぱいごはんを食べて、飲み物を飲むとお腹の圧力で逆流することがあるんです。

 

私もそうですが、酷い時は寝ていなくても逆流性食道炎の症状はありました。

 

なので、普段からお腹の圧力が掛かりにくくする努力もした方が良いというわけです。

 

ここで、ストレッチや筋トレが症状を抑えるのに役立ってくるのです。

 

お腹いっぱいの時に膝を抱えて丸くなると苦しいというのはイメージ出来るかと思います。

 

要するに猫背気味になっていると、お腹の圧が増してくるので胃酸が逆流しやすくなるのです。

 

猫背の人は逆流性食道炎のせいで更に猫背になってしまう事もありますので、症状が酷くなっていくわけです。

 

なので、背筋を伸ばすストレッチや筋トレを行うことによって、逆流性食道炎の症状も落ち着かせることが出来るという理屈が成り立つんですね。

 

要するに

 

「ストレッチや筋トレをして逆流する姿勢にならないようにする」

 

これが、ストレッチや筋トレで逆流性食道炎が緩和するという話になります。

 

ですから、姿勢は関係なく単なる暴飲暴食で症状が強く出ている人には効果はあまり出ないでしょう。

 

しかし、

 

「最近姿勢が悪くなってきて、むねやけや呑酸がひどくなってきたかも・・・?」

 

という人はもしかするとストレッチや筋トレで改善する可能性あるはずです。

 

ちなみに私は逆流性食道炎が続いて、背中が痛くなったのですが、それと同時に姿勢も悪くなりました。

 

食事なども気を付けながら、ストレッチと筋トレをしていたら楽になったという経験があります。

 

なので、私と同じような人はストレッチや筋トレを試してみるのも悪くないと思います。

 

まとめ

 

ストレッチや筋トレの効果が実感できる可能性がある人

 

・猫背で姿勢が悪い
・太ってお腹が出ている人(ダイエット効果がある)
・食事に気を使っている人
・薬を飲んでいても効果が無い人

 

 

ストレッチや筋トレの効果が実感できない人

 

・姿勢がいい人
・生活習慣が悪い人
・食事に全く気遣いをしない人
・病院の診察や薬を全く飲まない人

 

結局のところ、ストレッチや筋トレは治療法ではなく民間療法になりますので、医学的な処置をしてない人には効果は感じられないはずです。

 

しかし、それなりに治療もしていて、それでも改善しないという人には試してみる価値はあるでしょう。

 

東洋医学のツボなども効く人には効くので同時に試してみるのもアリですね。

 

ストレッチや筋トレは健康にも良いので、やってみて損はないのではないでしょうか。

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